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あいさつ

所長あいさつ

 2025年4月1日から保健医療・福祉施設 あしかがの森の所長に就任いたしました。私は2019年4月にあしかがの森足利病院の院長に就任し、私の指導者でもあった故原澤孝夫名誉所長の想いもあり施設の質向上に向かって走り続けた6年間でした。その間、社会福祉法人 全国重症心身障害児(者)を守る会(以下守る会)の理事、4年前からは常務理事として法人本部の仕事を兼務し、法人運営そして施設管理という広範な業務を担当してきました。これらの経験を通して私の変わる事のない信念として法人本部の三原則を遵守し、障害児者の医療と福祉のために奉仕するという理念の基に職責を努めさせて頂く所存です。所長職は病院だけでなく、通園センターと相談業務を行うフォレストの管理なども含まれており広い視野を持って勤務して参ります。
 保健医療・福祉施設あしかがの森の重大目標である医療と福祉の質保証では、医療も福祉も常に進歩しているため、利用者ご家族をはじめ何時他者に観ていただいても高評価をいただける施設にしていくことです。360度評価に応えられる施設にして行き、利用者ご家族参加型の施設に変容できるように、常に障害児者のためにどのような役に立てるのかを考え頭に描き、皆と討議し前進するつもりです。全国の障害児者の施設では医療面・倫理面・経営面で数々の問題が噴出しております。問題点は隠すことなく早期に表出し、改善策を練る事が必要であると考えています。
 今後の課題としてハード面においては、新病院の建築という大きな目標があります。新病院建築なためには、あしかがの森の医療・福祉の改善と収支の改善を図る事を最大の目標に定めております。そのためにあしかがの森の組織改革を進めてきましたが、院長に就任した小平隆太郎・名誉所長に就任した道廣成実と力を合わせて務めさせていただきます。

保健医療・福祉施設あしかがの森 所長 藤田 之彦

院長あいさつ

 このたび4月1日から、あしかがの森足利病院の院長の拝命を賜りました。25年前、旧国立療養所時代に、医師5年目で医員として2年間お世話になり、令和4年から副院長として再び勤務して参りました。この四半世紀で、日本を含めた世界で様々な事件・社会変化が起こり、気象、感染症パンデミック、世界経済、和平の面で混迷が続いています。阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、バブル崩壊、アメリカ同時多発テロ、第二次湾岸戦争、東日本大震災、御嶽山噴火、トランプ政権発足、コロナ流行、ウクライナやパレスチナでの戦乱、トランプ政権再発進等々、枚挙にいとまがありません。地球温暖化に伴う台風・水害も想像を絶するものになり、当院での水害も例外ではありませんでした。我が国の深い問題の一つに、人口問題・少子高齢化が挙げられます。人口は、出生数と移民数の合計です。15歳から64歳までの生産年齢人口は、25年前、総人口1億2700万のうち68%から、現在1億2200万のうち59%に減少し、外国人労働者の助けを借りなければやっていけない状況が来ています。合計特殊出生率は1990年台から既に減少の一途をたどり、人口推計で現在のありさまは予想できていましたが、出生・子育てに国家投資しても、政府の選挙得票数に現れるのは20年先になるので後回しされ続けたのでしょう。地域との連携を深めながら、医療的ケア児の学童期の短期入所、18歳以降は特別支援学校卒業に伴う入所、30歳から50歳にかけては利用者の機能低下や医療ケアの必要性増加、同時に親が60歳台、70歳台に達し在宅困難による需要増加に、都道府県の枠を越え対応して参りたいと思います。利用者様にはご迷惑をおかけすることが多々あるとは存じますが、現状での不満・不具合が、新たな改善を切り開く源と思いますので、皆様の意見に耳を傾け、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

あしかがの森足利病院 院長 小平 隆太郎

あしかがの森足利病院
栃木県足利市大沼田町615番地
TEL:0284-91-0611(代表)

FAX:0284-91-2867


診療科目
小児科・神経小児科・内科・
外科・整形外科・皮膚科・
精神科・リハビリテーション科・歯科


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