言語聴覚療法(ST:Speech Therapy)
言葉や発達の遅れ、コミュニケーションの苦手さ、発音がはっきりしない、学習の遅れ、食べる、聞こえなどに問題をお持ちの患者様と御家族に対して様々な支援を行っています。
各種検査や評価、行動観察などを総合的に行い、患者様が抱えている課題とその要因などを検討し、プログラムを立て訓練を行っています。
また患者様が一貫した支援を受けられるように、園や学校と直接連携する機会を設けています。
<対象となる方>
外来
〇知的能力障害(ID)
発達期に発症し、知的機能、適応機能両面で遅れを認める
〇自閉スペクトラム症(ASD)
年齢相応の対人コミュニケーションをとることが苦手で、こだわりや感覚過敏がある
〇注意欠如・多動症(ADHD)
不注意、多動性、衝動性の3症状を主な特徴とする
〇限局性学習症(SLD)・学習障害(LD)
知的な能力に比べ、「文字・文章を読む」「文字・文章を書く」「計算する」など特定の領域の学習が難しい
〇構音障害
音を作る器官やその動きに問題があって正しい音を発音できない
〇吃音
言葉が円滑に話せない、スムーズに言葉がでてこない
◆聞こえ、食べることについても心配があればご相談ください。
入院
重症心身障害児・者、神経難病の患者様に対してコミュニケーションや摂食機能の評価を行い、病棟スタッフと連携して支援しています。